ハンドクリームの基礎知識・ジュリークハンドクリームローズ・ニュートロジーナ ハンドクリームについて
ハンドクリームの基礎知識
<正常な皮膚>
角質層 が正常に形成され、それを適度な皮脂が表皮細胞由来の脂質と合わさり、皮脂膜として角質層を被っている状態をいいます。
正常な皮膚の表面には中性アミノ酸や乳酸塩、無機塩類などが保湿成分として含まれており、適度に湿度を保持しています。
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<皮膚の角化>
表皮の細胞が角質細胞に成熟し変化する現象を角化といいます。
基底層で作られた細胞が角化するまで約14日かかるとされています。
さらに角化した細胞が剥がれ落ちてしまうまでの期間もおおよそ14日。
合計28日前後で表皮の細胞の一生が終わります。
皮膚の表面の角層といわれる層が過剰形成したり、脱落遅延すると、その層が厚くなり表面は乾き、カサカサとなったり、硬く角化となります。
<ハンドクリームの役割>
1. 角質層に潤いを与える
2. 角質層を守るバリア機能を持たせる
●ハンドクリームの成分
<尿素>
尿素とは、もともと生体にある成分からできていて、体内の水分を角質層に取り込む働きがあり、角質溶解剥離作用という角質の硬い部分を取り去る作用があります。
尿素配合のクリーム類は、10%と20%しかありません。
効果の面からいうと20%の方がよく効くようです。
しかし、時に傷口があったり敏感肌だとぴりぴり感があることがあります。
従って、お子さまや敏感肌の方には10%をお勧めします。
尿素は、肌をなめらかにしてみずみずしくする効果が高いのですが、バリア機能は低いので、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているものの方がより効果的です。
<ヒアルロン酸>
ヒアルロン酸は、保湿効果が大きくて、1gで6リットルの水を保持することができるといわれています。
化粧品などでもヒアルロン酸配合というのを、うたい文句にしています。
ヒアルロン酸は、主に鶏のとさかから抽出しています。
<ワセリン>
ワセリンは、油の一種で油の膜を張って水分の蒸発を防ぐものです。
中性で低刺激性で、アトピーにも皮膚を保護する目的で使用されます。
<リセリン>
皮膚、粘膜の保護作用を期待します。
粘膜にも使えます。
ワセリンよりもサラッとしています。
軟化させる目的で唇の亀裂やひび、あかぎれ、肌荒れに使用します。
浣腸剤として使用することもあります。
<ビタミンA>
脂溶性ビタミンのひとつです。
皮膚表面の乾燥やかさかさから保護をします。
上皮細胞といわれる細胞の形成や働きに大いに関わっています。
具体的にいうと、経皮吸収されて表皮のムコ多糖類や糖タンパク質の新陳代謝を高め、ケラチン形成を抑制します。
また、ビタミンA欠乏症は、皮膚の乾燥や潰瘍が生じるとされています。
最近ではしわがとれるといったコスメに応用されてきています。
ビタミンEはビタミンAの生体内利用を高めることが報告されているので一緒に配合されているものがよさそうですね。
<ビタミンE>
血行をよくする作用が期待できます。
血液循環がよくなると皮膚の代謝も改善されます。
最近は、紫外線から守る抗酸化作用がうたわれ肌を守ることもできます。
ビタミンEはビタミンAの生体内利用を高めることが報告されているので一緒に配合されているものがよさそうです。
<ヘパリン類似物質>
炎症を押さえる作用があるとされているため、ひび、あかぎれによく効くといわれています。
<プラセンタエキス>
最近話題のプラセンタエキスですが、ハンドクリームにも配合して美白効果を期待します。
<セラミド>
角質の細胞の間の脂質成分です。
最近注目されています。
本来角質層に存在し、バリア機能を果たしながら水分をキープしているといわれています。
低刺激性です。
<高分子シリコーン>
高分子シリコーンが皮膚の上に薄い膜をつくり、水をはじいて手を守ります。
ぬった直後もぬるぬる感はなしです。
水仕事の多い人は、こういうのが効果的でしょう。
<その他>
米発酵エキスNo.7=米の有効成分を酵母と麹で発酵させたもの。
抜群の水分保持効果と肌のもっとも深いところに働きかけて健やかにします。
ヘンプ種子の抽出オイル=ヘンプは大麻のことで、そのオイルは人間の皮脂に似た保湿成分とされています。
ココアバターやブラジルナッツオイル、ローズマリーなど。
ジュリークハンドクリームローズ
手肌を優しくケアしてくれる植物由来のクリームや、手肌だけでなく心も癒す効果があると言われているアロマやハーブのハンドクリームが最近のトレンドです。
塗るだけでほんのりいい香りが漂うのでストレス解消にもピッタリですね。
そんな中でも特に人気の商品はジュリークハンドクリームです。
オーストラリアに移住したドイツ人のクライン氏がピュアな自然化粧品作りをコンセプトに徹底した品質管理によって開発した口コミで人気の高まった、リピーターの多い商品です。
エッセンシャルオイルを配合した香り高いハンドクリームで、ハーブエキスが肌にすっとなじんでしつこい手荒れをケア。
ただ単に乾燥から肌を保護するだけでなく、カレンドラ、カモマイルなど傷んだ角質を肌の芯から修復ケアしていく働きをするハーブがたくさん配合されています。
マカデミアナッツ、サフラワー、カロットなどの良質な植物性オイルだけを使い、しっとり肌になじむ軽い感触で、べとつかずに保湿効果が持続します。
「ローズ」と「ラベンダー」それぞれの精油を配合した、香りの違う2種類があります。お好みの香りでお選びください。
使用方法:
・水仕事の前後に限らず、お仕事や、家事の合間など、こまめにお使いください。
・甘皮の部分にていねいにすり込んで爪の保護に。
種類:ローズ・ラベンダー
使った人の感想:
・ローズ好きにはたまらないと思います。
すごくバラの香りが良いです。
そしてつけた感触もべたつかずOKです。
これで2本目!これかも使い続けると思います。
・と〜〜〜ってもいい香り。
もう他のハンドクリームは使えません!
バラ好きにはたまりません!
塗った直後は少しベタつくけどすぐにサッパリして手も爪もスベスベになります良いわ、これ。
ニュートロジーナ ハンドクリーム
一度肌あれをおこすと、お肌がドンドン刺激に敏感になってしまうものです。
普段から刺激物になりえる、洗剤や化粧品だけでなく、水や果物や野菜の汁までもがヒリヒリと滲みてしまうこともあります。
こうなってしまうと、無香料・無着色の低刺激クリームが効果的です。
ニュートロジーナ ハンドクリームは、寒さが厳しい北欧の人々のために開発され、愛され続けているハンドクリームで、ノルウェーの漁師さんも愛用しているそうです。
天然保湿成分配合のため、潤いを補給・持続してカサついて荒れた手肌をしっとりなめらかに整えてくれます。
少量でよく伸びるので1回の使用量は真珠粒大で充分。
手肌だけでなく、かさつくひじ・ひざ・かかとなどにもマッサージしながら使うのもオススメです。
成分:水、グリセリン、セテアリルアルコール、ステアリン酸、セテアリル硫酸ナトリウム、メチルパラベン、硫酸ナトリウム、プロピルパラベン、チオジプロピオン酸ジラウリル
使った人の感想
■この冬の乾燥には手持ちのどんなクリームもバームも乳液も太刀打ちできず。
手袋をして寝てみても駄目。
考えあぐねてこちらを久しぶりに使用してみました。
晩でつややか&しなやかな手が戻ってきました・・・(感・涙)。
もっと早くに手にとっていれば良かった。
■少量でよくのび、すぐに馴染んでくれます内側からしっとりするのに、ベタツキがまったくありませんお値段もとても良心的